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短期間で確実に痩せるためのコツ

短期間で痩せるなんて無理でしょと思っている方も多いと思いますが。やり方を間違えなければ、短期間でも痩せることが出来ます。ただ、長期的ダイエットのようにゆっくりと体重を落とすわけではないため、ダイエット後のリバウンドにもきをつけなければいけません。
このブログを読みポイントを抑えてダイエットをすれば、あなたも短期間で痩せることができます。

短期間で痩せるためには食事制限が必須

短期間で痩せることは可能です。しかし、食事制限が必須です。

長期間のダイエットであれば、食事制限は行わず、運動のみで徐々に痩せるという方法も考えられます。しかし、短期間で体重を落としたいのであれば、運動のみで痩せることはほぼ不可能で、食事制限を必ず行わなければなりません。

体脂肪1kgを減らすのには約7200kcalを消費しなければならないと言われているので、1日200から300kcalのある程度ハードな運動を行なったとしても、理論上は1週間で0.5kgも痩せないからです。

短期間ダイエットでは食事制限をベースにプラスできるようなら運動を取り入れるといいでしょう。

短期間で痩せるための具体的な7ステップ

短期間で痩せるためにはいくつかのステップがあります。
このステップのどれかを無視して痩せようと努力しても思うように体重は落ちないので注意が必要です。短期間で痩せるための7ステップはは以下の通りです。

1.自分の体について知る
2.目標体重とダイエット期間を決める
3.糖質を減らす
4.タンパク質量を増やす
5.食物繊維量を増やす
6.むくみと便秘を解消する
7.ゆっくりよく噛む

この6つのステップを行う上でそれぞれ注意しなかればいけないことがあるので1づつ解説していきます。

1.短期間で痩せるためには自分の体を知る

短期間のダイエットを行う際には、まずは自分の体について知ることが大切です。

・BMI
・体脂肪率
・筋肉量

この3つを知ることをオススメします。
今は家庭用の体組成計を持っている人も多く、簡単に体の状態を測ることができます。この3つを知ることで短期間でどのぐらい痩せたいのか目標設定を立てる上でとっても大切なので詳しく解説してきます。

BMIを知る

BMIとは、ボディマス指数と呼ばれ、肥満や低体重を判断する材料のひとつとなるものです。具体的な計算式としては、体重(kg)÷身長(m)の2乗で計算されます。

日本肥満学会の定めたBMI基準は、以下の通りです。

BMI18.5未満    低体重
BMI18.5~25未満  普通体重
BMI25以上     肥満
 
BMI18.5未満であれば痩せる必要はないとも言えますが、それでも痩せたい場合には、かなり摂取カロリーを制限する必要があるでしょう。

一般的には体重が重い方が痩せやすく、BMIが低ければ低いほど、痩せるのは難しいとされています。
また、厚生労働省の「e-ヘルスネット」によると、BMIは22が1番病気の少ない値と言われているので、BMI22を目標体重とするのが良いでしょう。

体脂肪率を知る

自分の体脂肪率についても知っておきましょう。体脂肪率は正確に出ないことも多いので、目安程度に参考にすればOKですが、体脂肪率が多いのか少ないのかを把握しておく必要があります。

女性では体脂肪率30%以上、男性であれば体脂肪率20%以上であれば、体脂肪が多い傾向にあります。

前述したBMIが低いのに、体脂肪率が多いという場合には、体重を減少させるよりも筋肉をつけた方が良いという判断になるかもしれません。

筋肉量を知る

筋肉量をチェックすることも大切です。

筋肉量も正確に出ないことが多いので、目安程度に捉えつつも、筋肉量が極端に少ない場合には、基礎代謝が低いため、痩せるにはかなり摂取カロリーを制限しなければならないことが分かります。家庭用の体組成計では基礎代謝量を表示してくれます。その数値を参考にするとよいでしょう。

また、筋肉量が極端に少ない場合、それでも体重を減らすと、リバウンドをする可能性が高くなるのでまずは筋トレなどを行い筋肉量を増やすとよいでしょう。

2.短期間で痩せるためには目標体重とダイエット期間を決める

目標体重を標準体重にあたる「BMI22」する場合、計算方法は、「身長(m)×身長(m)×22」になります。身長160cmの人であれば、「1.6m×1.6m×22=56.32kg」です。仮に現在の体重が60kgであれば、−3.68kgの減量を行うとよいことがわかります。

次に-3㎏をどのぐらの期間で落としたいのか、期間を設定する必要があります。
ダイエットの減量ペースは、1ヶ月あたりで体重×5%以内が目安と言われています。体重60kgの人であれば、「60kg×0.05=3.0kg以内」になります。
急激に体脂肪を落とすダイエットは筋肉や代謝が落ちやすくなり、リバウンドの確率を高めるので、適切な減量ペースの期間設定をしましょう。

ダイエット期間を決めたら、最後、1日に摂取する目安のカロリーの計算をしましょう。次の章では詳しい計算方法をお伝えします。

カロリー計算をする

消費カロリーとは、運動などを含めた1日あたりに消費するカロリーのことで、「基礎代謝量×身体活動レベル」で算出できます。身体活動レベルは、日常生活における活動量がどれくらいかをあらわした指標です。

・生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合   活動レベル1.5(低い)
・座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合    1.75(普通)
・移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている場合               2.0(高い)


先程の体重60kgの30代成人女性は基礎代謝量が「1,320kcal」でした。この女性が日常生活でまったく運動をしないとすると、身体活動レベルは「1.5」です。したがって消費カロリーは、「1,320kcal×1.5=1,980kcal」になります。消費カロリーさえわかれば、摂取カロリーを求めるのは簡単です。
ダイエット時の摂取カロリーは、消費カロリーから500〜1,000kcalをマイナスした値が理想的です。
消費カロリーが1,980kcalであれば、「1,980kcalー(500〜1,000kcal)=980〜1,480kcal」と求められます。つまり、体重60kgで日常まったく運動をしない30代女性の最適な摂取カロリーは980〜1,480kcalです。

この基礎代謝量はお手持ちの体組成計で出た基礎代謝量を参考に計算してみてください。

ただし、正確に摂取カロリーを計算をするのは困難なので、おおよその目安に留めましょう。摂取カロリーを100〜200kcalオーバーしてしまったことで罪悪感を抱いてしまうと、それがストレスになるかもしれません。たとえば、摂取カロリーを100〜200kcalオーバーしてしまったことで罪悪感を抱いてしまうと、それがストレスなってしまうのででおおよその目安に留めましょう。

3.短期間で痩せるためには糖質量を減らす

短期間でダイエットを行うためには、糖質を制限するダイエットがおすすめです。

一般的に必要な量以上の「糖質」か「脂質」をとることが太る原因であると言われており、ダイエットをする際にはどちらかの量を制限する必要があります。
長期でダイエットを進めていくのであれば、エネルギー源である糖質を取らないことはあまりおすすめせず、脂質を制限する方が王道のダイエット方法と言えるでしょう。

しかし、短期の場合には、脂質の量を抑えるより糖質の量を制限する方が効果的と言えます。
なぜなら、糖質の量を制限することで、体のグリコーゲンが枯渇し、中性脂肪の分解を促進させるからです。

また、グリコーゲンは水分と結合しているために、グリコーゲンが枯渇するということは、体から水分が抜けることを意味するために、短期間で見た目がスッキリするのです。
もちろん、脂肪が落ちたわけではないのでリバウンドもしやすいです。短期間で痩せたいというのであれば、糖質を制限する方が効果的であると思います。

糖質制限とダイエットの関係を詳しく知りたい人はコチラをどうぞ

「ローカーボダイエット」と「ゆる糖質制限」

1日の糖質量の目安としては、70gから120g、通常は糖質量を現在の4分の1から2分の1に抑えるという方法になります。毎食ご飯を食べていたのであれば、半分の量に調整し、お菓子などの間食は一切やめる形になります。
上記の方法は「ローカーボダイエット」や「ゆる糖質制限」などと言われています。

さらにダイエット効果を高めたいのであれば、「スーパー糖質制限」「ケトジェニックダイエット」と言われている、1日の糖質の量を50g以下に抑える方法にチャレンジしてみましょう。糖質の量をより制限するため、高いダイエット効果が実感できます。

具体的には、「ケトジェニックダイエット」では、PFCバランス(タンパク質・脂質・糖質のバランス)を3:6:1に調整することが推奨されています。
例えば、1500Kcalが1日の摂取カロリー目標であれば、それぞれのバランスが、「450Kcal:900Kcal:150Kcal」という形になります。グラムにすると、タンパク質1g=4Kcal、脂質1g=9kcal、糖質1g=4kcalなので、「113g:100g:38g」と計算できます。

どちらの糖質制限方法においても、摂取カロリーの範囲内で、肉や魚などの主食はしっかり食べることが大切です。

4短期間で痩せるためにはタンパク質をしっかり摂る

短期間でダイエットを成功させるため、計算した摂取カロリーの範囲内で、食事におけるタンパク質量を増やすようにしていきましょう。
タンパク質は代謝される際にエネルギーを多く使うことや食欲を抑える効果があることからダイエット向きの栄養素と言われています。

2012年に発表されたメタアナリシスにおいては、短期的ダイエットにおいて、高タンパク質の食事をとったグループの方が、体重や脂肪量の減少が認められたという結果が出ています。

また、ダイエットに効果的なタンパク質量は、「体重1kgあたり1.2〜1.9g」とされている研究があるので、まずはこちらを参考にタンパク質量を増やしてみましょう。

出典:メタアナリシス

5.短期間で瘦せるためには食物繊維量を増やす

短期間ダイエットで効果を出すため、食物繊維の量を増やすことを心がけましょう。

なぜなら、食物繊維量を増やすことで痩せる効果が期待できることが分かってきているからです。2020年に発表されたメタアナリシスによると、食物繊維の摂取量が多いほど、体重やBMI、体脂肪率が減少するという結果が出ています。

また、食物繊維量が少ないと便通が悪くなるため、お腹周りが太って見えやすくなってしまいます。
ダイエットのためには、食物繊維量を1日に25g以上摂取することを目指すべきと言われています。食物繊維量が多いイモ類、こんにゃく、ごぼう、キャベツ、バナナ、キノコ類、海藻類を積極的に取るようにしましょう。

6.短期間で痩せるためにはむくみと便通を改善する

短期間でダイエットを成功させるために、むくみと便通を改善させましょう。
むくみと便通を改善させても体脂肪が減るわけではありませんが、体がすっきりとして、人によっては数キロ痩せたかのように見えるため、短期間ダイエットには必須のステップとなります。

むくみを改善する方法としては、下記のようなものがあるので、できることから実行してみてくださいね。

・塩分やアルコールを控える
・カリウムを多く含む食材を取る
・ストレッチやマッサージを行う
・エステを利用する

さらに便通を改善するためには、食物繊維を摂取することが大切です。
食物繊維と一口で言っても「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があり、便通改善のためにはどちらもバランスよく摂取することが大切になります。

不溶性食物繊維(水に溶けない食物繊維)     穀類、豆類、ごぼう、ココア、キノコ類など
水溶性食物繊維(水に溶ける食物繊維)     イモ類、海藻類、大麦、ライ麦、キャベツ、大根など

不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維を2:1の割合で摂取するのがよいと言われています。上記の野菜を参考、取り入れてみてください。

お通じにお悩みのある方はコチラをどうぞ

7.短期間で痩せるためにはゆっくりよく噛む

短期間ダイエットを促進するため、食事はゆっくりとよく噛んで食べるようにしましょう。

食事に時間をかけることで、血糖値の上昇が穏やかになることが分かっているため、その後の空腹感を抑えることができます。
「ながら食べ」や「早食い」などは、満腹感を感じにくく、思った以上の量を食べてしまうことも多いので注意が必要です。

短期間のダイエットでは、基本的に食事のカロリーを制限しなければならないので、なるべく満腹感を感じられるような食べ方をすることが挫折しないポイントです。
食べ物を1口入れたら最低30回は噛むようにしましょう。ゆっくりよく嚙む習慣が身につくまで1口入れた後、お箸をおき30回数え次の食事を入れるようにすると良いでしょう。

短期間で痩せるために意識すると良いこととは

ここでは短期ダイエットをさらに促進させるための方法を紹介します。

・加工食品を控える
・低GIの炭水化物を選ぶ

日々忙しい生活をしている人の中には、加工食品を摂取することが必須になっている人もいるかもしれませんが、短期間ダイエットをさらに促進させるためには控えた方が良いでしょう。
そもそも、これらの加工食品は栄養素が少ない上にカロリーが多く、ダイエット向きの食材とは言えません。添加物や塩分が多く含まれているので、むくみにもつながりやすいです。実際に、加工食品を控えるだけでダイエット効果があるという研究は多くあり、例えば、ハーバード大学の研究者が提出した研究では、加工食品を摂取することが食欲を刺激して、太る原因につながっているとも言われています。短期間ダイエットを促進させるために、冷凍食品やカップ麺、ファストフードといった加工食品を減らすように心がけましょう。

もう一つは糖質制限とプラスして、低GIの炭水化物を選ぶことを心がけることです。「GI」とは、食後の血糖値の上昇がどれくらいかを示す指標を指します。

低GIの炭水化物は、具体的には、玄米や全粒粉パン・パスタ、オートミール、蕎麦などがあげられます。
GI値が低い炭水化物がダイエットに効果的である理由は、食後の血糖値の上昇が穏やかであるからです。つまり、血糖値が急激に上がって下がる高GIの炭水化物と比べて空腹感につながりにくいです。

また、血糖値が急激に上昇することでインスリンの働きが活発になり、脂肪として蓄えやすくなることからも、低GI食品を選ぶことがダイエットにつながると言われています。
さらに、白米やパンと比べると、ダイエットに効果的な栄養素である「食物繊維」の量も多いので、白米を玄米に置き換えるだけでも、ダイエット効果が期待できると言えるでしょう。


血糖値とダイエットの関係を詳しく知りたい人はコチラをどうぞ

短期間で痩せるには

ここまでは、短期間のダイエットで確実に痩せるためのポイントとステップについて解説してきました。

期間ダイエットが終了したあとに適切な体重を維持するためには、食事と運動などの生活習慣の改善に長期的に取り組むことが大切です。

しかし、こうしたポイントを理解しても長期的な生活習慣の改善は1人では続けることが難しく、「短期間ダイエットで痩せたけどリバウンドしてしまった」と挫折してしまう人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、耳つぼダイエットです。耳つぼダイエットは食欲を抑えるツボを刺激するため、無理なく食欲が抑えられるうえに、太ってしまった原因である食生活の改善をダイエットの専門家がしっかりアドバイスしていくので、ダイエットを終了した後も良い食習慣がみについているため、リバウンドが起こりにくいのが特徴です。

1人で食事制限が上手くできなかった人・リバウンドしてしまった人はぜひカウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか?